診療内容

診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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09:00~11:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:30~16:00 | ● | ー | ● | ー | ● | ー |
休診日:火曜・木曜・土曜午後/日曜・祝日 |
月・水・金 | 【午前】09:00~11:30 【午後】14:30〜16:00 |
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火・木・土 | 【午前】09:00〜11:30 (土曜日の受付時間は8:30~11:00までとさせて頂きます。) 【午後】 休診 |
日曜・祝日 | 休診 ※救急患者様は受付いたします |
※ペースメーカー外来 随時予約 ※小児科は標榜しておりません ※心臓疾患24時間救急受付 |
施設特徴
19床の有床診療所 (6床のリカバリールームは別枠)
循環器疾患の精査 ・ 治療を行える高度医療機器を完備
診療内容
- これまで前職にて達成した東北第二のカテーテル手術実績と診療経験を活かし、
心疾患急性期診療を中心とした救急救命医療機関をめざします。
一般開業医の先生方との連携を密にし、心疾患の精査・加療をその診療の中心として
参ります。 - 宮城県北部医療圏における夜間、休日の心疾患救急治療体制の一翼を担い、
その主体となることを目指して参ります。 - 慢性期の外来診療は基本的にかかりつけ医である地域の先生方に逆紹介し、
診診連携・病診連携を推進して参ります。 - 患者-医療者間の十分な信頼関係を築いていき、
本来の意味でのインフォームド・コンセントに基づいた診療を展開して参ります。 その尺度として、患者様およびご家族の診療に対する理解と満足度を重視して参ります。 - 民間専門医療施設の起動力を活かし、患者様および地域の先生方のニーズに対し
可及的速やかに対応して参ります。
日々の通院はかかりつけ医へ
心臓に関する救急疾患はみやぎ北部で対応します。

冠動脈カテーテル治療(PCI)
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冠動脈(心臓の筋肉に酸素や栄養を供給している動脈)の病変(狭くなっている、もしくは、つまっている場所)に細い管(カテーテル)の中からバルーンやステントを挿入して押し拡げ、血流を取り戻す治療です。良好な治療結果が得られれば、短期間の入院でこれまでと同じように日常生活を送ることができます。
当院では、カテーテル検査や治療は、基本的に、術後の身体的負担が軽い手首から行います。検査は15分、治療は平均30~40分程度で施行可能です。 - 狭心症(AP)
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狭心症(きょうしんしょう、angina pectoris)とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している冠動脈の異常(動脈硬化・攣縮など) による一時的な心筋の虚血(心筋細胞への血液供給が急激に不足する状態)のために、胸痛・胸部圧迫感などが出現する心臓疾患です。これらの自覚症状は15分以内に治まります。
急性心筋梗塞(AMI)
急性心筋梗塞(きゅうせいしんきんこうそく、Acute Myocardial Infarction)は、心臓の筋肉を養っている冠動脈が閉塞し、心筋に酸素や栄養が行き渡らなくなり、心筋細胞が壊死する状態です。激しい痛み(前胸部・背部・肩・腕・下顎など)が30分以上持続することが典型的な症状です。しかし、高齢者や糖尿病の方などでは、無痛性(痛みを感じない)の場合もあります。重症不整脈を合併し、突然死するケースも少なくありません。
救命のためには、一刻も早く冠動脈の血流を再開させることが最も重要です。
心筋血流が再開するまでの努力目標時間は90分とされていますが、当院では 平均57分を達成しております。
末梢動脈疾患(PAD)のカテーテル治療
足の血管の動脈硬化による病気がPADです。
PADは軽度の場合には冷感やしびれ感程度ですが、次第に歩行時の足の重苦しさが出現するようになります。重症化すると足が壊死(生体内の一部の組織や細胞が死ぬこと) や壊疽(壊死に陥った組織が腐敗菌による感染を受けて腐敗し,黒変して悪臭を放つようになったもの)を来たし、足を切断しなければならないこともあります。
治療は、足の付け根や肘からカテーテルを挿入して、バルーンで狭窄を拡張した後にステントを留置します。末梢の動脈では、足の曲げ伸ばしや、 外からの力がかかることが多いので復元力があるばねのようになった自己拡張型ステントを使用することが多いのも特徴です。
治療時間はおよそ1時間以内で、翌日には歩行可能となり、経過がよければ2日後に退院できます。
